クルマDIY情報 エーモン工業
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店頭で無料配布中の小冊子に連動したコンテンツや、新製品を使ったおすすめのDIY、自分でデキるクルマのメンテナンスまで幅広くご紹介。エーモンおすすめのクルマいじりのネタに挑戦してみよう!
電工ペンチ(ITEM No.3500)の使い方
この電工ペンチ1本で端子のかしめや圧着、配線コードの切断、被覆を剥くことができます。
配線コード同士をつなぐ場合は専用のこの工具で端子と配線コードをつなぐことにより抜けにくくなり、より安全な接続が可能になります。
電工ペンチを自由に扱えるようになるとクルマいじりの幅がますます広がります。
※ギボシ端子のように大小のツメで配線コードをホールドする端子の加工(かしめ)には必ず電工ペンチを使ってください。
ラジオペンチやプライヤーではかしめができませんのでご注意ください。
※動画内の電工ペンチはITEM No.1452(廃番)です。
※ITEM No.1452とITEM No.3500の違いは柄部の色のみです。
使用アイテム
※車種・取り付け方によって使用個数・サイズなどは異なります。
DIY手順を詳しく見て行こう!
圧着接続端子の圧着方法①
ITEM No.3326圧着接続端子の圧着方法です。
この端子はギボシ端子のようにオス・メスはなく脱着の必要のない箇所の結線に最適です。
収縮チューブを前もって入れる
使用する長さに切断したコードの先端から前もって収縮チューブを入れておく。
(結線後に被せるため。)
コードの被覆を剥く
コードのサイズが0.5sqなので電工ペンチのWIRE STRIPPER部分「0.5sq」のところでコードの先端をはさみ、引っ張ると被覆だけがとれ芯線が出てきます。
芯線をねじる
芯線を軽くねじって束ねます。
※芯線は無数の細い線で構成されています。これが広がらないように軽くねじって束ねます。
端子に差し込む
ねじって束ねた芯線を端子に差し込みます。
目安は端子の真ん中にあるくぼみに先端が届き、芯線部が端子の中に隠れるぐらい。
端子を圧着する
電工ペンチの圧着用「0.5」の箇所で圧着する。
(圧着用はかしめ用とは逆サイドになります。)
圧着の最終確認
端子とコードを引っ張り抜けないか確認する。
※この時しっかりとかしめがされていないと抜けてしまいます。
※実装時にここが抜けると断線だけでなく極性によっては芯線が車体金属部分などと接触してショートする恐れがありますのでこの確認作業は重要です。
結線したいコードをこの端子の反対側に同じ手順で圧着する。
収縮チューブを被せる
両側の配線が圧着できたら前もって通しておいた収縮チューブを被せる。
チューブを収縮させる
チューブの中心に端子が来るように位置決めし、ずれないように注意しながらドライヤーなどで収縮チューブを温めて収縮させます。
完成
これで圧着接続端子での結線は完成です。