【クルマいじりのネタ帖 サイドビューテープLEDでデキるクルマいじり DIYで自作デイライトに挑戦!】エーモン工業 オフィシャルWEBサイト

クルマいじりのネタ帖 2010年4月発売!サイドビューテープLEDでデキるクルマいじり DIYで自作デイライトに挑戦!

リレーを使ってスモールライトと連動!

市販されているデイランプは、ACC電源に連動させて常時点灯や、振動センサーでエンジンがかかっているときは常時点灯といった動作が一般的です。
今回はサイドビューテープLEDとリレーを使って、ACC/イグニッションオンでLEDが点灯、スモールライト点灯時にLEDを消灯させる「自作デイライト」に挑戦してみましょう。

難易度 3 所要時間 約2時間

※あくまで目安です。作業の参考にしてください。

今回使用するアイテム

※あくまで目安です。
  車種・取り付け方によって使用個数・サイズなどは異なります。

配線図

配線図

ヒューズボックスからの電源取り出し

ヒューズボックスを確認する

1.ヒューズボックスを確認する

ヒューズボックスの位置を実際に確認しよう。この時にすでに取り付けられているヒューズの種類を確認しておこう。

ヒューズの種類

2.ヒューズの種類

これが車内のヒューズボックスに使用されているヒューズだ。
平型ヒューズ(写真 左)
ミニ平型ヒューズ(写真 中)
低背ヒューズ(写真 右)
となる。

検電テスターで調べる

3.検電テスターで調べる

まず検電テスターのクリップを確実に車の鉄板がむき出しになった所にはさむ。(ボディーアースする) 検電テスターの針先をヒューズの左右のチェック用端子が露出しているところに当て調べよう。

キーON時に光るヒューズをさがす

4.キーON時に光るヒューズをさがす

キーをONにした状態で検電テスターが点灯するヒューズ(IGN電源)を探す。みつかれば、再度キーをオフに戻して、検電テスターが消灯することを確認。ちなみに、キーをOFFにした状態で検電テスターが点灯するヒューズは常時電源となる。

ヒューズを抜く

5.ヒューズを抜く

ラジオペンチや車に付属されているヒューズクリップを使用してヒューズを抜く。

ヒューズボックスの電源端子を探す

6.ヒューズボックスの電源端子を探す

ヒューズを抜き取った際、ヒューズボックス側の端子属性を検電テスターで確認する。 点灯する端子がIN側(バッテリー)、点灯しない端子がOUT側(電装品)となる。

ヒューズ電源に交換

7.ヒューズ電源に交換

先程確認したIGN電源のヒューズに合わせて同じ(形状・アンペア数)ヒューズ電源を用意。 点灯する端子とヒューズ電源本体から伸びている配線が合うようにヒューズ電源を挿入しよう。

 

接続の下ごしらえをしよう!

コンパクトリレーに端子をつける

8.コンパクトリレーに端子をつける

デイライトは昼間点灯する補助灯としての動きが一般的。今回はリレーを使ってスモールライト点灯時はLEDが消灯するようにしよう。 リレーからの配線の接続先は次のとおりだ。
1.赤線・・・ヒューズ電源
2.黄線・・・使用せず
3.白線・・・サイドビューテープLED
4.青線・・・イルミ電源
5.黒線・・・車内のボディーアース

ギボシ・クワ型端子をかしめる

9.ギボシ・クワ型端子をかしめる

コンパクトリレーにプラス線とマイナス線を接続できるように準備する。画像を参考にギボシ端子やクワ型端子をかしめよう。各配線にかしめる端子の種類は次の手順で紹介する。

コンパクトリレーへの端子かしめ

10.コンパクトリレーへの端子かしめ

各配線にかしめる端子の種類は次のとおりだ。画像のように準備を進めよう。
1.赤線・・・ギボシ端子:オス
2.黄線・・・絶縁処理
3.白線・・・ギボシ端子:メス
4.青線・・・ギボシ端子:オス
5.黒線・・・ギボシ端子:メス

延長線を準備する

11.延長線を準備

リレーの黒線をボディーアースするための延長線と、青線をイルミネーション電源と接続するための延長線を用意。今回、イルミ電源はオーディオ用の配線から分岐する。画像はアース用の延長線だ。イルミ用はギボシ端子メスを配線コードの片側にのみかしめておこう。

LED用プラス線の延長線を準備

12.LED用プラス線の延長線を準備

サイドビューテープLED用の電源線を車内に引き込むため延長線を作る。細線用電工ペンチを使用し圧着接続端子を画像を参考に圧着しよう。
この時配線をエンジンルームから室内に通すため、もう片方のギボシ端子はこの段階ではかしめないように注意しよう。

LED用のボディーアース線を準備

13.LED用のボディーアース線を準備

LEDの黒色コード(マイナス線)は車のボディ(金属部)と接触しているボルトに取り付ける。(ボディアースする。) 黒色の配線コードを使ってLEDのマイナス線へつなぐボディアース線を準備する。金属部のボルトに配線を取り付ける為クワ型端子を使用する。かしめ方は手順2の画像と同じ。コードの反対側には圧着接続端子を圧着しておこう。

 

配線を接続していこう

車内に引き込める箇所を確認する

14.車内に引き込める箇所を確認する

リレーの白線に接続するための、あらかじめ準備しておいたLED用プラス線の延長線をエンジンルームから車内へひきこもう。このとき配線ガイドを利用すれば簡単に引き込みできるぞ。

配線を車内に引き込む

15.配線を車内に引き込む

エンジンルームには、画像のように車内へとつながる穴(ゴムでカバーされている)がある。そこを利用して配線を通していこう。

バッテリーのマイナスターミナルを外す

16.バッテリーのマイナスターミナルを外す

いよいよ準備した配線を接続していくのだが、安全のため先にバッテリーのマイナスターミナルを外しておこう。ショートなどのトラブルを未然に防げるぞ。

イルミネーション電源線の分岐

17.イルミネーション電源線の分岐

スモールライト点灯でLEDを消灯させるため、リレーの青線へイルミネーション電源を接続する。イルミ電源はオーディオデッキ裏の配線から分岐がわかりやすい。配線コネクターで分岐しよう。

LEDと延長線を接続する

18.LEDと延長線を接続する

準備しておいた配線とサイドビューテープLEDのプラス線(白黒)を細線用電工ペンチで圧着。収縮チューブで接続部分を保護しておこう。

LEDと延長線(マイナス)を接続しボディーアースする

19.LEDと延長線(マイナス)を接続しボディーアースする

サイドビューテープLEDのマイナス線(黒)にあらかじめ準備しておいたボディーアース線を接続し、クワ型端子を車のボディ(金属部)と接触しているボルトにはさみこんで取り付ける。

リレーの黒線を車内でボディーアース

20.リレーの黒線を車内でボディーアース

リレーの黒線もあらかじめ準備しておいたボディアース線と接続して、車内のボディ(金属部)と接触しているボルトにはさみこんで取り付ける。配線をきれいに隠して、バッテリーのマイナスターミナルを戻せば完成間近!

 

動作を確認しよう!

キーONにして点灯するか確認

21.キーONにして点灯するか確認

サイドビューテープLEDを貼り付ける前にキーONにして点灯するか確認しよう。
確認が終わると、LEDに付属の両面テープで貼り付ける。

スモールライト点灯時にLEDが消灯するか確認

22.スモールライト点灯時にLEDが消灯するか確認

キーONの状態で、イルミネーションをONにして、サイドビューテープLEDが消えるか確認。これで自作デイライトの完成だ。

 

注意アイコン
運転の妨げになる箇所への取り付けは行なわないでください。